自慰行為(マスターベーション・オナニー)の研究論文として発表された、心身に与える良い影響についてあるニュースサイトに情報がありました。
海外では自慰行為(マスターベーション・オナニー)を行わない事を目的とした団体「NoFap」があり、日本では自慰行為(マスターベーション・オナニー)をやめる為の団体は無いのですが、オナニーをやめると健康的・モテるようになる。とよく分からない噂があります。
しかし、最初に触れたニュースサイトでは「自慰行為(マスターベーション・オナニー)は科学的な裏付けの元で物理的・心理的に大きなメリットがある」と言われていました。
本当に自慰行為(マスターベーション・オナニー)が物理的・心理的に良い影響を与えるのでしょうか。
そこで本日は、「自慰行為(マスターベーション・オナニー)に関する効果や噂について」お話をしたいと思います。
1・自慰行為は気分を高める幸福ホルモンが分泌される
自慰行為(マスターベーション・オナニー)を行うと人体は、色々なホルモンが分泌されます。
その中でも最も重要なドーパミンと言われるホルモンが快楽感情や前向きになれる意欲に関係しており別名で「幸福ホルモン」と言われています。
エンドルフィン・テストステロン・プロラクチンのホルモンも自慰行為の分泌される事で、ストレスを減らす効果や免疫機能改善に期待できるようです。
気分を高める・快楽感情・前向きな意欲はホルモンの働きとの因果関係については、まだ十分に分かっていない部分はあります。
イギリスの大学にいる心理学者によると、「同じホルモンでも自慰行為で分泌するホルモンとその他要因で分泌したホルモンでは同じ量や比率やメカニズムで放出されているか調べる事が困難である」と述べております。
ドーパミン・エンドルフィン・テストステロン・プロラクチンを分泌によりストレス軽減などに効果があるのは、自慰行為(マスターベーション・オナニー)によって分泌されたホルモンに限りそのような効果があるのかどうかまだ不明な点が多いようです。
2・ストレス軽減とリラックス効果
このホルモンは恋愛ホルモンと呼ばれており、2人の絆を深める効果があるホルモンと言われています。
このオキシトシンは何と自慰行為(マスターベーション・オナニー)でも分泌される事が分かっています。
2015年にオキシトシンに関する研究が発表されました。
オキシトシンが増える事でストレスに関するコルチゾールというホルモンの分泌を抑える効果があり、精神的・心身的にリラックスに繋がると言われています。
3・寝つきが良くなる
寝る前のルーティンとして自慰行為(マスターベーション・オナニー)をする男性は多くいると思います。
確かに寝る前に射精しておき、ムラムラ気分が無くスッキリした状態で布団に入った方が、寝つきが良くなるのは確かです。
私はこれを「寝る前オナ活」を呼んでいます。
なぜ、「寝る前オナ活」を行うと寝つきが良くなるのでしょうか。
それは「寝る前オナ活」によって分泌されるオキシトシン、セロトニン、ノルエピネフリンに、ストレス軽減・リラックス効果が得られる事が関係しており、寝る直前では眠りに入りやすい精神状態になれるからと言われています。
寝る前にホットミルク・ホットアイマスク・ヒーリングミュージックなどで寝る前のリラックス状態にもっていくケースもありますが、男性であれば「寝る前オナ活」が一番質の良い眠りができるのでは無いかと思っています。
4・免疫機能の改善が期待できる
古い研究論文発表で、自慰行為(マスターベーション・オナニー)によって放出するセロトニンとノルエピネフリンの働きに注目した研究結果では、これらの2つのホルモンはレム睡眠、ノンレム睡眠を調整する重要な役割 もしくは 関与している事が分かったと言われています。
また、炎症作用・免疫機能においても重要な働きをするサイトカインというタンパク質の放出もされる事で、自慰行為(マスターベーション・オナニー)は免疫機能の改善に期待できると結論付けている事がわかりました。
5・痛みを防ぐ、和らげる効果
数年前に発表された研究では、片頭痛など耐え難い痛みや目の奥の激しい痛みに苦しむ患者の内3分の1が、セックスやマスターベーションで痛みが和らぐ効果が報告されたと言われています。
頭痛持ちの患者は常に痛みと向き合う中で、痛みを和らぐ効果があるセックスやマスターベーションを一時的な治療方法としていた事もあるそうです。
やはりその研究結果からセックス、マスターベーションにより分泌される幸福ホルモン・感情ホルモンは体内に関わる痛みを和らげる効果があると期待されています。
ドイツの大学にいる神経学者で、頭痛の専門家にセックス・マスターベーションによる痛みが和らぐ効果について「詳細は分かっていませんが、鎮痛剤の役割とも言えるエンドルフィンが痛みを感じさせる事を鈍らせている可能性がある」と述べています。
6・自慰行為は恋愛を充実させる効果がある
ある研究によると、自慰行為(マスターベーション)やセックスによってオーガズムに達する確率は男性で95%と言われています。
ただ、女性の場合は、自慰行為(マスターベーション)を定期的に行っているか行っていないかで、セックス中にオーガズムに達する確率が変わります。
オーガズムに達する確率がある研究で分かっており、自慰行為(マスターベーション)をしている女性がオーガズムに達する確率は約35%で自慰行為(マスターベーション)をしていない女性でオーガズムに達する確率は約10%程のようです。
パートナーとのセックスでオーガズムに達するか達しないかによって男女関係の充実度も変わってきますよね。
7・自慰行為はうつ病や精神疾患と誘発・増幅させるという噂について
これは自慰行為(マスターベーション・オナニー)は身体に良くないと考えらている所から広まった噂になります。
宗教上の問題で、自慰行為(マスターベーション)がタブーとされる国では、自慰行為はうつ病を誘発すると信じる人や自慰行為をした後の罪悪感により精神疾患を起こすと考える人がいるようです。
実際にうつ病の方はマスターベーションに関して間違った解釈している人が蔓延している事も調査によって分かっています。
科学的には、マスターベーションはうつ病症状を誘発したり、精神疾患を起こすなどの証拠はありません。
むしろ気持ちよくなる為の幸福ホルモン分泌を促す効果でうつ病症状が和らぐ効果が期待できると言われています。
8・まとめ
自慰行為(マスターベーション・オナニー)において、身体にメリットがある・デメリットがある。と色々な噂がある事がわかりました。
科学的に言われているのは、身体に良いホルモンの分泌を促す事でストレス軽減・免疫機能改善に期待されるなど、体にメリットがある事が多いように思いました。
デメリットとして、自慰行為(マスターベーション・オナニー)にハマりすぎて、私生活に影響が出てしまう人がいる。という事です。
仕事中・試験勉強中など急なムラムラが度々襲いかかってしまい、都度自慰行為(マスターベーション・オナニー)をしてしまう事で集中力が続かないなどですね。
私個人的にも中学時期のテスト前に自分の部屋で勉強する時には、そのデメリットに悩まされた経験があります。
この悩みは男性であれば分かってくれる人は相当いるのでは無いでしょうか。